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150年以上の歴史を誇るドイツの老舗メーカー「GASTROCK(ガストロック)社」のユニークな杖をご紹介。仕込み杖と呼ばれるタイプで、なんと傘の中に杖が仕込まれています。
良く目にする傘型の杖は、普段は杖として使えますが、傘として使うと杖として使えなくなってしまうのがほとんどです。しかし、この仕込み杖は違います。傘の中に杖そのものが仕込まれているので、雨が降った際、傘を差しながら杖として取り出すことができ、杖はそのまま使えるユニークな構造に仕上がっています。
グリップの素材には手に馴染む「ブナ」を採用。独特の光沢感と美しい木目は、よりダンディな雰囲気を演出します。ガストロック社ならではのヨーロッパらしい独特のアイデアと、老舗の技術が詰まったオリジナルステッキは世界中で愛される逸品です。
軽量で丈夫。傘杖単体としても優秀なつくり
傘を広げると直径は約110センチ。軽量で丈夫なグラスファイバー製の親骨を持ち、アンティーク仕上げを施した重厚な木製グリップで仕立てられています。傘単体としてもこだわりの感じる作りとなっていますが、実は世界最古のステッキ工房であるドイツのガストロック者が手掛けた本格杖でもあります。傘の先端にはゴムが装着されており、滑りにくい仕立てで、傘の姿のまま杖としても使えます。杖を持つのに抵抗を感じるシニア世代にもおすすめの逸品です。
傘と杖それぞれ使用可能なセパレートタイプ
ボタン1つの操作で傘の中から杖を取り出すことができます。
取り出された杖は、ドイツ産ブナの削り出しグリップに、アルミ合金製のブラックシャフト、1.4センチ径の細身のシルエットがダンディズムを醸し出します。付属の杖先ゴムを装着すればより使用時の安定感が増します。
傘としても杖としてもそれぞれ本格派なので、別々に使用しても格式高く、お洒落さを失わないのも特長です。
傘生地には伝統的なブラックウォッチを採用
男のお洒落に妥協を許さないガストロック社は傘のデザインにもこだわっています。採用された傘生地は「ブラックウォッチ」です。ブラックウォッチはメンズコーデの格を上げる鉄板のタータンチェック柄。「黒い見張り番」とも呼ばれ、その歴史は古いです。チェックの中でもシックな配色のブラックウォッチは、大人の落ち着いきのある雰囲気をキープしながら、洒脱なアクセントをプラスしてくれます。テーラードジャケットなどのアパレルやファッション雑貨に多く取り入られており、紳士のデザインとして愛好家も多いです。
ドイツ・GASTROCK社(ガストロック)
1868年に創業したGASTROCK(ガストロック)社は一世紀半に渡り杖職人発祥の地、ドイツ中部ヴェラタール地方で伝統のステッキ造りを継承しています。1本の杖を完成させる為に、30以上の工程を昔と変わらない手作業で行っており、年間約40万本の杖を製造している老舗メーカー。家族経営の小さな工房から始まり150年後の現在、ヨーロッパでは最も重要なメーカーとなり、世界中の人々に愛されています。